漆作家のムゾラシカさんによるワークショップです。
墨流しとは?
紙に模様をつけるテクニックの一つに、日本には古くから墨流し(すみながし)というのがあります。水に浮かぶ墨の模様を紙にうつしとるもので、平安時代からおこなわれてきた伝統ある技法です。
ムゾラシカさんより
今回は「漆の墨流し技法」の体験会を開きます。
漆墨流し技法とは、水面に漆を垂らして紙や器物などに写し取る技法です。
和紙との相性も◎!
大洲和紙のハガキに写し取って
世界で一枚だけのハガキを製作します。
現代では、漆器やお重など漆が使われている道具を使う習慣が減りましたし、昨今の人気の金継ぎも合成漆や樹脂を使ったものも多く、本物に触れ合える機会が少なくなりました。
漆とは、ウルシの木から採れる樹液です。
10年以上かけて育てた木からしか採れません。採れる量は僅か牛乳瓶一本(約200cc)程度。
この貴重なウルシの木や漆は、職人が減り続けており生産量が減っています。
全国の産地や職人や漆芸家が保護活動も行なっていますが、なかなか厳しい状況です。
漆って何だろう??
漆ってどんなことができるのかな?
など、漆のことを少しでも興味をもっていただけたらと思います!
◯開催日時
25日(土) 10:30~12:00 13:30~15:00
26日(日) 10:30~12:00 13:30~15:00
◯所要時間
1時間半程度
◯予約優先
定員6人
当日空きがあれば体験できます。
◯料金
1500円(当日お支払いいただきます)
◯お客様に用意してもらうもの
汚れて良い服かエプロン
※漆を使用するため、同意書に記入していただきます。
安全のため未就学児はご参加できません。ご了承下さい。
※お申し込み後、受付完了メールをお送りします。返信メールの受け取りで予約完了となります。
なお、ご予約は先着順となります。
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